セールスコピーはどう書くの?キャッチコピーとの違いを知ろう

ランディングページを制作する際に大切なのは、高い訴求力を持たせることです。そのためにはデザインを慎重に考える必要があります。ランディングページに導くことが目的であると勘違いしている人もいますが、大切なのはその後に商品を購入してもらうことです。その考えは広く浸透しはじめており、インターネットや書籍でもHPのデザイン例がたくさん紹介されています。しかし多くのケースにおいて見落とされがちなことがあります。それはキャッチコピーとセールスコピーを適切に設定することです。いくらランディングページを見た人が多くても、印象に残らなければ売上にはつながりません。色やデザインを派手にしても印象に残るとは限らないです。サイトのコンセプトを一目見ただけで印象付けるには、キャッチコピーとセールスコピーを明確に掲げることが重要といえます。

ただし、やみくもにそれらを掲げても高い効果は得られません。まず両者の違いについて、制作側がしっかり把握しておくことが大切です。キャッチコピーはタレントや商品の紹介などで見かけたことがあるでしょう。これは言い換えると、ブランディングのための文言です。対象のイメージを向上させることが一番の狙いですが、その前提として知名度を上げることも含まれています。キャッチという言葉どおり、人々の関心を捕まえるという意味合いが強いです。見た人の記憶に鮮明に焼きつくような強力な文言が使われるのが一般的です。ただしキャッチコピーは、すぐに商品の購入として結果が出ることを狙ったものではありません。たとえばプライスレスという言葉でブランディングをしても、それを見ただけで購入しようとは考えないでしょう。あくまでも印象付けによるブランディングが目的です。そのような特徴があるので、効果が分かりにくいのが一般的です。キャッチコピーがどれだけ売上に関係しているのかを明確にするのは困難です。そのため実際には貢献度が大きくても、役に立っていないと判断されてしまう恐れもあります。

それに対してセールスコピーの場合は、分かりやすい反応を得られることが多いです。デザイナーのなかにもキャッチコピーと同一視している人が少なくありません。しかしキャッチコピーと比べてセールスコピーには、売上をアップさせるという強い目的があるのです。つまり見た人の購買意欲を大きく向上させる文言を書く必要があります。早く売上を伸ばしたいなら、キャッチコピーだけでなく優れたセールスコピーを掲げることが欠かせません。それに成功すれば、すぐに反応が見られるだけでなく、継続的な売上を期待できます。こちらはキャッチコピーより長い文章であることが一般的です。長いものになると千文字を超えることも珍しくありません。まるで熱意を込めた手紙のような文章であるケースも多く見受けられます。このようにキャッチコピーとの大きな違いとして、行動を強く促す効果があります。逆にいうと、見た人が購入という行動を選択してくれなければ失敗といえるでしょう。成功と失敗の大きな分かれ目として挙げられるのは、ライティングのスキルです。ただし文章の上手さはそれほど重要ではありません。心理学やマーケティングの知識にもとづいた構成の文章を書けることが大切です。そのためキャッチコピーで活かされる詩的なセンスは必ずしも必要ではありません。

このように両者の書き方には明確な違いがあるので、それを理解したうえでランディングページをデザインしましょう。ランディングページのなかで最初に目にすることになるのは、キャッチコピーであることがほとんどです。次の部分を見るかどうかはキャッチコピーで決まるといえます。いくら優れたセールスコピーを用意していても、キャッチコピーが優れていなければ読んですらもらえません。他のページへのアクセス数が少ない場合は、それが機能していないと考えて調査してみると良いでしょう。多くの訪問者はわずか数秒で読み進める価値があるのか判断します。そのためセールスコピーのように長々と書くのは得策とはいえません。数秒で心に響くような内容にしておく必要があるのです。ただし誇大広告になってしまうと、次のページですぐに踵を返されてしまいます。あくまでも事実にもとづいた内容にしておくことを忘れてはいけません。

またセールスコピーと良く似た言葉としてセールスレターという用語があります。こちらはランディングページとは異なり、商品を売るページを指します。別の表現をすると、セールスレターとはセールスコピーの効果が発揮されるページです。つまりランディングページからセールスレターに進んでもらうことが、商品が売れる大前提となります。商品の紹介だけでなく、決済方法を分かりやすく示しておくなどの工夫も欠かせません。そのように多角的に訪問者のストレスを減らすように配慮して書くことが大事です。